ゲームのお話@情報

【アニメ】「夢喰いメリー」 佐倉綾音、岡本信彦、茅野愛衣、伊瀬茉莉也、植田佳奈 キャストコメント

(木)


2011年1月からTBS・BS-TBSにて放送開始される
TVアニメ「夢喰いメリー」の主演声優陣である
佐倉綾音さん(メリー・ナイトメア 役)、岡本信彦さん(藤原夢路 役)、
茅野愛衣(橘勇魚 役)、伊瀬茉莉也(霧島咲 役)、
植田佳奈(河波千鶴 役)からのコメントが公開された。

■演じているキャラクターについて教えてください

佐倉綾音(メリー・ナイトメア 役)
メリーはこの作品の登場人物のなかで、
いちばん喜怒哀楽が激しいキャラクターなのではと思っています。
泣いたり、夢路とゲームをして喜んだり悔しがったり。
そこが魅力的でもあり演じていて難しいなと思うところでもあるので、
これから成長していきたいです。それからメリーはすごく強いです。
敵と戦うアクションシーンも含めてメリーの魅力だと思いますので、
そこもぜひ注目してほしいです。

岡本信彦(藤原夢路 役)
夢路は中身がすごい熱血で、ヒーローになりたい男の子という感じです。
普通の男子高校生なんですけど「人の見る夢が分かる」という
特殊能力を持っていて、ある日メリーという少女に出会ってからは
日常が平凡ではない方向に行ってしまう。
ある意味、視聴者目線のキャラクターではないかと思います。

茅野愛衣(橘勇魚 役)
勇魚は夢路の幼馴染で、訳あって一緒に住んでいます。
わりとおっとりした、可愛らしい女の子です。
学校生活でも一緒に過ごしていたりするので、夢路のことは
幼い頃から何でも知っている感じですね。

伊瀬茉莉也(霧島咲 役)
咲は夢路と勇魚と仲の良いクラスメイト。
腐れ縁じゃないですけど、いつも3人でつるんでいる感じで、
勇魚とは対称的にサバサバした、ちょっとボーイッシュな女の子です。
とても活発で、もしかして運動神経も良いのかなと勝手に思ったり。
これから夢路や勇魚、メリーとも関わりがあるかもしれないので、
ちょっと楽しみなキャラクターです。

植田佳奈(河波千鶴 役)
千鶴は夢路のクラスにやってきた謎の転校生です。
裏に色々と秘密があるらしいのですが、
今のところ私自身も知らされていないので、とにかく謎だらけの女の子です。

■現在、第3話までアフレコ収録が進んでいますが、現場の雰囲気はいかがですか?
作品の見どころなども交えてお願いします。

佐倉綾音
台本を読んで驚いたのは、カット数がほかのアニメに比べて
ちょっと多いなと感じたことです。
パンパンパーン!と切り替わるところにスピード感があって、
それがアクションシーンに活かされているのかなと思いました。

岡本信彦
メリーがとにかく可愛くて、さらに強いというポイントを押さえて
観るだけでもすごく楽しい作品です。
ほかには戦うシーンがすごくかっこいいんですよ。
第1話の始まりからかっこいいので、そこはぜひ注目してほしいところです。
現場では、まさか自分が20代前半にして「引っ張っていってくれ」
と頼まれるとは思いもしませんでした(笑)。
僕より年下の方たちと、こうしてメインで作品を盛り上げていこう
というのはあまりない経験なので、色々な意味で緊張しつつ、
頑張ろうという気持ちにさせてもらえる現場です。

茅野愛衣
現場は皆さん優しい方たちばかりです。
私自身、ひとつの作品に最初から出演するのは初めてなので緊張もありましたが、
皆さんのおかげで何とかアフレコの2回目まで終えることができました。
作品では、メリーの可愛らしさや夢路の頑張っているところ、
それから夢と現実の世界のギャップに注目してほしいです。
何よりキャラクターが魅力的で、とくに勇魚のお父さんが激しいというか、
かっこいいというか(笑)。ぜひそこも観てください。

伊瀬茉莉也
主役の佐倉さんが初めてのレギュラーだということで、
現場では岡本さんがああしようか、こうしようかと佐倉さんに
優しくコミュニケーションをとっている姿が微笑ましいです。
私、岡本さんより年下なんですけどね(笑)。
見どころとしては、やっぱり佐倉さんのメリー。
新番組第1話のアフレコは「このキャラクターってどんな声を出すんだろう」と
毎回楽しみなんです。
初めてメリーの声を聞いたときに「これだ!」ってすごく思って、
佐倉さんのお芝居に感動したのを覚えています。
完成された映像を観るのが私も楽しみです。

植田佳奈
アフレコ現場は、たぶん、すごく若いです(笑)。
綾音ちゃんに関しては自分の娘でもおかしくないくらいの感じで、
私が仕事を始めたときに生まれていたりするんですよね。
それを考えると、本当にお母さんのような気持ちでスタジオにおります。
作品に関しては、メリーが現実の世界にやってきて葛藤を繰り返しながら、
それでもなお前向きに敵や自分の未来に向かっていこうとする姿が
綾音ちゃんの一生懸命な姿とリンクしていて、
とても見ていて気持ちがいいし、応援したくなります。

続き

■ちなみに、ご自身の演じているキャラクターの魅力や注目してほしい部分は?

佐倉綾音
メリーの衣装が可愛いなとオーディションの第一印象から思っていました。
「これが動きやすくてメリーにはちょうどいいんだ」と思えるように
全部計算されているのかなと感じました。
メリーの魅力は喜怒哀楽とアクション、日常での人間らしさと戦うときの能力の
ギャップがいいなと思っているので、そこを観ていただきたいです。

岡本信彦
夢路は素直で熱い心を内に秘めている少年なので、そんな姿を見ていると
こっちまで頑張らないといけないような気持ちにさせてくれます。
すごくヒーローに憧れているのがセリフの随所にも表れていて、
そういうところを見ると友達に欲しいなと思ったりもします。

茅野愛衣
勇魚は美術部に入っていますが、私自身も絵を描くのがすごく好きなんです。
羽の生えたクジラとかイルカの絵を夢見て描いているみたいで、
まさに「女の子」という感じ。
お父さんの喫茶店を手伝っていることもあって、たぶんお料理とかもするのかなと。
そんな家庭的なところが勇魚の魅力だと思っています。

伊瀬茉莉也
咲は性格がサバサバしているので、演じていてもすごく気持ちがいいんですよね。
嘘がないというか、自分の思っていることをポンッと口走る。
そういう飾らない魅力というか、私も友達に欲しいタイプだなと思います。

植田佳奈
千鶴はクールで無口で、無愛想にもとれるくらい表向きは喋らないキャラクターです。
でも一瞬だれかに見せる、柔らかいというか気の抜けた表情というシーンがあって、
その二面性が魅力なんじゃないかなと思います。

■最後にメッセージをお願いします。

佐倉綾音
収録が終わったあとに音響監督さんが来てくれて熱心に教えてくださったり、
監督さんがメリーの魅力について説明してくれて
「それを活かせるような芝居をしてほしい」と言われたり、
この作品に対する皆さんの愛情が伝わってきました。
私もそれに応えられるように精一杯頑張らないといけないなと毎回感じています。
温かい先輩方に支えられながら日々頑張っておりますので、
ぜひ皆さんに観ていただきたいです。

岡本信彦
よく演じるときにはキャラクターをこっちに引き寄せて、
とかするんですけど、夢路がけっこう僕と考え方とかも似ていたので
結果的には夢路の方に寄せていこうと。
本当に頑張って、振り絞りながらスタッフとキャストの皆さんと
熱く作り上げているという感じの作品なので、観ていただければと思います。

茅野愛衣
それぞれのキャラクターに、良いところがいっぱい出てくる作品になっているので、
早く皆さんに観てもらえるといいなと思っています。
ぜひ期待して楽しみにしていてください。

伊瀬茉莉也
今まで年齢的にどの現場に行っても一番下でしたが、
佐倉さんみたいに年下の人が出てきて、私自身も先輩方に頼りきるのではなく
「自分もひとつの作品を背負って一緒に引っ張っていくんだ」という
気持ちに移行しつつあるのを感じます。
この作品に関わらせていただけたおかげでもありますし、スタッフ・キャストとともに
『夢喰いメリー』を盛り上げていければいいなと思っています。

植田佳奈
夢と現実という、すごいファンタジーで綺麗で儚い世界観がこの作品の魅力だと思います。
その世界観とキャスト陣のフレッシュな魅力がいっぱい詰まった
作品ですので、楽しみにしていてください。

(執筆/編集:ゲームのお話)