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【アニメ】「もしドラ」 日笠陽子、花澤香菜、仲谷明香、柿原徹也、陶山章央らコメント公開

(水)


2011年3月14日からNHK総合テレビにて放送開始される
アニメ「もしドラ~もし高校野球の女子マネージャーが
    ドラッカーの『マネジメント』を読んだら~」の
川島みなみ役の日笠陽子さん、宮田夕紀役の花澤香菜さん、
浅野慶一郎役の柿原徹也さん、柏木次郎役の陶山章央さん、
加地誠役の津田健次郎さん、二階正義役の浅沼晋太郎さん、
北条文乃役の仲谷明香さん、星出純役の細谷佳正さん、
桜井祐之助役の中西英樹さん、朽木文明役の赤澤涼太さん、
新見大輔役の内匠靖明さんのキャストコメントが公開された。

■ご自身が演じているキャラクターの印象をお聞かせ下さい。

日笠陽子(川島みなみ 役)
みなみはとにかく天真爛漫で、明るい女の子です。
『マネジメント』を読んで、親友である夕紀のために
野球部を甲子園に連れて行こうと一途に頑張ります。

花澤香菜(宮田夕紀 役)
夕紀はみなみちゃんの親友の、おしとやかでちょっと病弱な女の子です。
いつもみんなを見守っていて、みなみの相談に乗ったりする頼もしいところもあります。

柿原徹也(浅野慶一郎 役)
浅野はピッチャーとして才能がある、負けん気の強い野球部のエースです。
正義感が強く熱血的な男の子ですが、
それ故に自分の考え方を曲げることが出来ない子供っぽさもあります。

陶山章央(柏木次郎 役)
柏木次郎はキャッチャーでみなみの幼馴染。
キャラクターの印象としては、性格が明るくて楽しい奴です。
僕自身がすごく演じやすいキャラクターですね。

津田健次郎(加地誠 役)
加地は野球に対する知識も豊富で、愛情もすごくある野球部の顧問です。
はじめ部員とコミュニケーションがうまくいかず、野球部が機能しなくなっているのですが、
みなみたちとのやり取りの中で、自分の力を発揮していきます。

浅沼晋太郎(二階正義 役)
二階君は野球の技術はそれほどないのですが、練習熱心で、
誰よりも先にグラウンドに練習しにくるという努力家です。
ただ、経営者になりたくて野球部に入ったという、ちょっと変わり者のインテリです。

仲谷明香(北条文乃 役)
文乃ちゃんは一年生の野球部女子マネージャーです。
普段は挙動不審でおどおどしている女の子ですけど、私の中では、
静かな中に何か一番熱い物を持っている女の子だと思います。

細谷佳正(星出純 役)
星出君は野球部の部長ですが、キャプテンになりたかったわけではなく、
自分の実力を試したくて野球部に入った男の子です。
自分のスキルを上げることに集中したいけれども、
しかたなくキャプテンをひきうけるところが、人間っぽいところだと思います。

中西英樹(桜井祐之助 役)
祐之助君はそれなりに上手なのですが、チャンスに弱い男の子です。
しかも、チャンスに弱いのに、チャンスに出番が回ってくるという運のない男の子です。

赤澤涼太(朽木文明 役)
朽木君は足は速いけれども、それ以外はからっきしダメなんです。
足が速いだけの自分がレギュラーであることで他の部員が
レギュラーになれないことに悩んでいます。
ちょっと贅沢な悩みにも感じますが、真面目な子なんですよね。
自分とは正反対かなと思います。
見た目は一番高校生っぽいと思います。坊主ですし。

内匠靖明(新見大輔 役)
新見君は2年生ピッチャーの浅野君の控え1年生投手です。
フィーチャーされることは少ないですが、のちに活躍するのを見ると、
『マネジメント』によって成長する真面目な選手なのだと思います。

続き

■本作品への参加が決定したときの印象をお聞かせ下さい。

日笠陽子
オーディションでは事前に原作の絵を意識して準備をしてきたのですが、
現場でナチュラルにやってくださいと言われ、全然違った演技をしました。
最初に自分で作ってきた演技プランと違ってしまってきっとダメだと思っていたので、
受かりましたよと言う連絡を聞いたときは、ものすごくびっくりしました。
それと同時に、こうしていろんな方が知っている作品に参加できて本当にうれしかったです。
普通にありそうな話じゃないですか、『もしドラ』って。
だからナチュラルに、普通に人間が生きている作品にしたいなと思っています。
皆さんのお芝居を聞きながら、自分のお芝居も変わっていくような、
人と人とが関わる様なみなみにしていきたいなと思いながら、
今やらせていただいています。

花澤香菜
夕紀のような包容力のある、ちょっとお姉さん的なポジションのキャラクターは
挑戦してみたかったので、決まった時は本当に嬉しかったです。
夕紀役に決まった後に、あらためて原作を飛行機の中で読んだのですが、
本当に読み始めたら止まらなくて、すんなり読めてしまいました。
そして、収録が楽しみになりました。
私の父は野球大好きで、小さい頃に良く球場に連れて行ってもらって応援していたので、
その時のわくわく感を夕紀と一緒に出せたらと思いながら収録しています。

柿原徹也
オーディションのときの指示は、ナチュラルさを大事にということでした。
役柄的に熱血で明るくて感情が豊かなキャラクターなので、
ナチュラルなお芝居ということで自分を選んでいただいたのは
本当に嬉しかったです。

『もしドラ』はアニメ化が決まる前から知っていたので、その作品に携われて光栄です。
僕自身も野球が大好きなので、高校生の感覚に戻って野球のリアルな
お芝居ができることがとても楽しいです。
原作の魅力に負けないような作品にしたいなと思っています。

陶山章央
最初、タイトルを聞いたときには、長くて良くわかんないなと思ったのですが、
本屋の売れ筋ランキングで1位、2位になっているアレか!と気付いて、楽しみにしていました。
実は最初、自分は二階役だと思っていたんです。
オーディションでは二階役で受けていて、最後にこっちもやってと言われたのが、柏木役でした。
決まってから、気持ちを切り替えて柏木役を練習したのですが、
元々自分が柏木に似ていたのかやりやすい役だなと感じました。
明るく元気でいこうと思います。

津田健次郎
『もしドラ』は、もちろんタイトルは知っていましたし、
社会現象になっている作品だったので、お話を頂いたときにはすごくテンションが上がりました。
そして、それほどの作品なので普段アニメ見られない方も
きっと見てくださるだろうなと、楽しみに思っています。

加地先生は原作を読んだときは、もっとオドオドしてもさっとした
先生を想像しながら読んでいたんですが、絵を見たら意外にも男前でびっくりしました。
これからまだまだアフレコが進んでいきますが、楽しんでやっていけたらなと思っています。

浅沼晋太郎
いくつかの役のオーディションを受けた中で二階役に選ばれました。
僕、高校時代には甲子園に母校を応援しに行っていたので、結構、懐かしい感じでした。
何より嬉しいのは、僕の実家の方では僕の出演するアニメはなかなか放送されないのですが、
これは間違いなく放送される作品だ、ということです。
高校生らしく爽やかに演じようと思います。

仲谷明香
オーディションには、雑誌などで見たことある声優さん達がいて、
私は受からないんだって思っていました。
オーディションではちゃんと演じて終えることができて、
良いお知らせがありますって言われた時は、頑張ろうって思いました。
実はオーディオブックの『もしドラ』も読ませていただいているんですけれども、
それを録った時に、一番文乃の役があってるね、やりやすいでしょって言われたんです。
自分でもそう思っていたので、文乃の役に決まって良かったなって思っています。
アニメのレギュラーは初挑戦なので、現場では声優として
みなさんの技術を学ぼうといつも思って聞いています。

細谷佳正
僕も、『もしドラ』のオーディションの時に原作を読みました。
僕は結構HOW TO本が好きで、ビジネス書、仕事を効率よくすすめる本、
時間をマネジメントしようみたいな本を読んでいたので、
ドラッカーの『マネジメント』を、野球部の発展をからめてわかりやすく
説明している話なんだってうけとりました。
出演が決まった時には、人間ドラマでドラッカーの『マネジメント』の目から
ウロコ的なすごさをどうやって伝えていくのか考えました。
野球部のドラマが展開して、その中で『マネジメント』はどんな風に
視聴者に伝わっていくのか、興味深いと思って楽しみながら演じています。

星出君は、最初に原作を読んだときには、
正直な話あまり印象が残らなかったのですが、非常に人間っぽいと思いました。
星出君の、キャプテンとしての立場とプレイヤーとして
実力を試したい自分の板ばさみを、楽しみながらやっていこうかなって思っています。

中西英樹
僕はオーディションを受けてないのですが、桜井祐之助役に選んでいただきました。
作品自体はかなり前から読んでいたので、とても嬉しかったです。

赤澤涼太
最初、この作品に参加すると聞いたときは、今まで高校生役をあまり演じた事がなかったので、
商店街の花屋のおじさん役として出てきて応援とかするのかな、と思いました。
ですので、高校生の朽木役にきまったことがビックリです。
今でも信じられないですし、とても嬉しいです。

内匠靖明
この豪華キャストの中に、そして、これだけ話題がある作品に選んでいただいて、本当に光栄です。
誠心誠意頑張りますので、よろしくお願いいたします。(一同:硬っ!)

■アニメの視聴者へのメッセージをお聞かせ下さい。

日笠陽子
私にとってみなみはすごく演じやすくて、何かキャラクターを作るということがなく、
ちゃんと人間として喋っているという感覚があります。
それをアニメファンの皆様だけではなく、普段アニメを見ない方々にも聴いていただいて、
アニメも面白いんだなっていう風に思ってほしいです。
そして、もっともっと『もしドラ』の存在が広く広く伝わったらいいなと思っています。
皆様、ぜひ見てください。よろしくお願いします。

花澤香菜
私自身、この原作本を読ませていただいて、
やっぱり真摯さって大事だなって、あらためて思いました。
そういった、学ぶことが多くいろんな人が楽しめる作品です。
放送時間帯も夜10時55分ですので、
ぜひ普段アニメを見ない方も見ていただきたいなと思います。

柿原徹也
まだアフレコは始まったばかりなのですが、
アニメは沢山の人達が力を合わせて作品を作っています。
その人たちの色々なアイデア、アニメならではのシナリオ、展開、
表現などが積み重なって、この作品『もしドラ』が作られているので、
僕達は僕達にできること、お芝居をのせることをしっかりとしたいと思っています。
一ファンとして一役者として僕は浅野君に出会えた事をうれしく思っていますし、
マネジメントという仕事、目標とか、真摯さとかそういったものが、
どれだけ伝えられるかということを目標にして、頑張って全10本駆け抜けていきたいなと思います。
たくさんの方に見ていただきたいなと思いますし、原作ファンの
期待を裏切ることはしたくないと思っていますので、最後までお楽しみください。

陶山章央
原作もとっつきやすくて、普段あまり本を読まない僕ですら、2日で読んでしまいました。
さらにアニメになったらもっと入りやすい。
毎日放送されるので、幅広く大人から子供まで見てもらいたいなと思います。
アニメならではの、原作に描かれないシーンもいろいろ盛り込まれていて、
毎回台本をもらうのが楽しみになるくらいです。
僕らキャストも楽しみつつ演じていますので、一度原作を読んだ方も、絶対楽しめると思います。

津田健次郎
この原作自体が、ドラッカーの『マネジメント』という本をより身近に気軽に理解できるように
ドラマの中に組み込んでいくって言う手法をとっていて、
そのおかげか、僕もマネジメントについて結構理解できました。
だから、まずはアニメも気軽に見ていただいて、
それでたくさんの人にマネジメントを、ぜひ感じてもらえたらと思っています。
声優という専門家としての役割を頑張って果たしたいと思っています。

浅沼晋太郎
本を読むのが遅い僕もすぐ読めてしまったくらい、この原作は、すっと入ってくる小説でした。
だから、これだけ大ヒットしているのかなと思います。
アニメになったらさらに違った視点から、違ったお客さんを引き込めるのかなと期待しております。
アニメから入って原作に戻るも良し、原作を読まれてからアニメを観るのも良し、
これから公開される実写映画を観ても良し、すごくいろんな展開があるので、
それらをお好きな所からそれぞれの良さを楽しんでいただけたらなと思っております。
高校野球よろしく、チームワークと感動を武器に戦っていきたいです。

仲谷明香
文乃ちゃんは静かだけど、一瞬感情をあらわにするシーンがあって、
ちゃんと伝わるように頑張ったので、注目していただきたいです。
普段はAKB48のメンバーとして踊ったり歌ったりMCをしたりと顔を見せてのお仕事なので、
本当に声だけのお仕事をレギュラーとしてさせて頂くのが初めてです。
声優の仲谷明香としてみなさんに、これから知っていただけたらなと思っています。
一生懸命がんばりますので、よろしくお願いします。

細谷佳正
マネージャーに必要な資質は、技術的なことでも管理することでもなく
元から備わっている真摯さであるという原作の一文を読んで、
マネージャーでなくても一緒だと僕は思いたいです。
やる前に考えてやめてしまうことって自分にも覚えがあるのですけど、
みなみちゃんは考えるよりも先に行動して真摯さだけでやっていくので、
それを見て、私もやってみよう、僕もやってみようって思える、
背中を押すような作品になればというのが希望です。
役者個人としては、星出君の個性が出せればと、そこはちょっと頑張りたいなと思います。

中西英樹
地方ではなかなかアニメが放送されないので、
田舎のおばあちゃんにも届くように頑張ります。

赤澤涼太
朽木君という役をいただきまして、原作を読まれた方が、
僕の声を聞いてどう思うのかが不安なのと同時にとても楽しみです。
精一杯頑張りたいと思います。
本当に、僕の家族も楽しみにしている作品です。
皆さん「もしドラ」応援よろしくお願いいたします。

内匠靖明
『もしドラ』ファンの皆さん、そして『もしドラ』を買っていただいた
顧客のみなさんに感動を与えられるために、役者一同真摯に頑張っておりますので、
どうぞ、ご期待ください。(一同:硬っ!)

(執筆/編集:ゲームのお話)