ゲームのお話@情報

ファミコンソフト1,135タイトルの複製データをオークションで販売した男性逮捕

(木)

社団法人コンピューターソフトウェア著作権協会(ACCS)は、
岡山県警生活環境課と新見署が平成23年1月12日に
インターネットオークションで複製したファミコンソフトを
販売していた栃木県宇都宮市の無職男性(33歳)を、
著作権法違反の疑いで逮捕し、13日に岡山地検に送致した事を発表した。

平成21年9月17日から平成22年9月3日までの間、2回にわたり、
任天堂が権利を保有する「マイクタイソン・パンチアウト!!」ほか
12点などを無断でCD-R2枚に複製し販売していたという。

落札者が「ファミコンカセットを落札したのにCDが送られてきた」
と新見署に相談し、署員がACCSを通じて著作権者へ連絡した事で発覚。

この男性は携帯電話からアクセスできるオークションサイトを利用し
「ファミコンソフト2000本まとめて」と説明し、
ゲームデータを複製したCD-Rを60,000円~74,800円で販売。
CD-Rにはファミコンソフト1,135タイトルのデータが格納されていた。

逮捕同日には、家宅捜索が行われパソコンなどが押収され、
取り調べによると男性は「金がないから売っていた」と容疑を認めているという。

(執筆/編集:ゲームのお話)