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ホテル客室で「マリオカートWii」「バイオハザード5」「真・三國無双5」を無断で客にプレイさせたホテル役員逮捕

(木)

社団法人コンピューターソフトウェア著作権協会(ACCS)は、
兵庫県警生活経済課と生田署が平成23年2月1日に、
神戸市内のホテルにおいて、客室のテレビでゲームを無断上映し、
客に利用させていたとして同ホテル役員の男性を著作権違反(上映権の侵害)
の疑いで逮捕したことを発表した。

平成22年9月9日から11月25日までの間、4回に渡り、
「マリオカートWii」、「マリオパーティ8」、「バイオハザード5」、
「真・三國無双5」を、客4人に対して上映していたという。

平成22年8月に生田署の署員が立ち入り調査を実施した際に、
ゲーム機とソフトが置かれていることを確認し、ACCSを通じて
著作権者に連絡したことで発覚した。

このホテルでは、無料レンタルとして客にゲームソフトの貸し出しを行っており、
逮捕に先立ち、1月11日に行われたホテルなどの家宅捜索では、
ゲームソフトなど約70点が押収された。

ACCSによると、ホテルにおけるゲームの無断上映が摘発されるのは、
平成14年7月に愛知県豊川市内のホテル経営会社と役員男性が
書類送検されて以来、2件目で、平成13年には、まんが喫茶での
ゲームの無断上映で経営者らが逮捕されているという。

(執筆/編集:ゲームのお話)