ゲームのお話@情報

ゲームサイトや個人ブログが危険サイトに「改ざん」される被害増加

(日)

株式会社セキュアブレインがセキュリティサービスで収集した
2010年7月分の情報を基に危険と判断されたサイトの統計を発表。
危険と判断されたサイトの総数は5,061件。

■内訳
・詐欺サイト 2,345件
・フィッシング詐欺サイト 2,345件
・不正改ざんされたサイト 1,081件
・ワンクリック不正請求サイト 733件
・ワームが仕掛けられるなどしたサイト 664件
・不正攻撃を目的としたサイト 238件

不正改ざんされたサイトの統計結果で、
個人運営のゲームサイトが50%、
個人ブログが35パーセントを占めている事が分かった。
また4月分統計と比べると個人運営のゲームサイトの被害が大幅増加している。

ゲームサイトでは主に、他のWebサイトに誘導するコードが埋め込まれたり、
閲覧者のPCに不正なプログラムをダウンロードするコードが埋め込まれたりしている。
こうした個人運営サイトは運営者が不正改ざんされたことに気付かず、
長期間に渡り放置してしまい、被害が拡大しているとのこと。

ブログに至っては有名人のブログにゴシップ記事を装ったトラックバックを掲載して
不正サイトへ誘導されるなどの被害が出ている。

こうした中、個人、企業問わずにセキュリティ対策して自衛する必要があるとして、
セキュアブレインではウェブサイトの安全性をブラックリストを使わずに判断する
セキュリティサービス「gredでチェック」(http://www.gred.jp)を無料で提供中。

また、ウイルス対策を無料で強化する、コミュニティ型ウイルス対策製品
「gred AntiVirus アクセラレータ」
(http://www.securebrain.co.jp/products/gredavx/index.html)や、
ウェブサイトのコンテンツやリンク先等複数の要素を解析し、
オンライン詐欺サイトや不正プログラム等を配布している危険サイトを、
ブラックリストを使わずに検知する「Internet SagiWall」
(http://www.securebrain.co.jp/products/sagiwall/index.html)
も提供している。

セキュアブレイン gred セキュリティレポートVol.13【2010年7月分統計】

(執筆/編集:ゲームのお話)