コーエーテクモゲームスより発売予定の「リディー＆スールのアトリエ ～不思議な絵画の錬金術士～」について、その発売時期が今冬に決定した。さらに発売機種がPS4/PS Vita/Nintendo Switchとなった。価格はPS Vitaの通常版が6300円、プレミアムボックスが9300円、PS4とNintendo Switchの通常版が7300円、プレミアムボックスが10300円（各税抜）。ダウンロード版は通常版と同価格。また、二人の主人公をはじめ、調合やバトルの新要素、ストーリーも明らかに。
本作の主人公は錬金術師の父を持つ14歳の双子、リディー・マーレン（声優：長縄まりあ）とスール・マーレン（声優：赤尾ひかる）。おっとりした姉と小悪魔系の妹。彼女たちの夢は、国一番のアトリエを営むこと。しかし、アトリエの仕事は殆どなく、糊口をしのぐ日々を送っている。そんな二人はある日、アトリエの地下で不思議な絵画を発見する。その絵に見入っているうちに、双子は絵画の世界へと入り込んでしまうことに。そこには現実にない珍しい材料がたくさんあり、それらを集めながら日々を過ごすうちに、他にも多くの絵画の世界があることを知る。
双子の目標は家族みんなで国一番のアトリエになること。それは大好きな家族との約束。その約束を果たすべく、絵画の世界で手に入れた材料で錬金術士としての腕を磨き、町で依頼で課題をこなして、アトリエの格であるアトリエランクを上げていくことになる。なお、探索できる絵の世界の数は、アトリエランクに応じて増えていく。
今作も不思議シリーズでおなじみのパズルのような調合システム。錬金釜の中にあるパネルに材料をはめ込んでいくという、直感的な操作で調合が出来る。また新要素として、調合時に使える「活性化アイテム」が登場する。活性化アイテムを使用すると、パネルの色をオセロのように入れ換えたりと、多彩な効果が発生して、完成するアイテムの効果にも変化を及ぼす。完成するアイテムの効果は画面右に表示される。
戦闘は前衛と後衛のキャラクターがコンビを組んで戦う、コンビネーションシステムを採用。最大3チーム（合計6人）が参加。前衛の行動はプレイヤーが選択するが、後衛の行動は条件に応じて自動的に決定される。キャラクターの組み合わせによって、戦い方にバリエーションが生まれる仕組み。さらに採取した材料をバトル中に調合し、その場で使用できる「バトルミックス」という新要素も登場する。
また、画面の左上には日付表示が存在する。従来のシリーズのように日数制限が存在するかは今のところ不明。
初回封入特典には、マリー＆エリーなりきりコスチュームが用意される。これはリディーとスールが着ることの出来る「マリーのアトリエ」の主人公マリーと、「エリーのアトリエ」の主人公エリーの衣装となっている。
■ストーリー
アダレット王国の首都メルヴェイユに建つ、一軒の小さなアトリエ。そこには、駆け出しの錬金術士である双子の少女が住んでいます。錬金術士の父親を手伝いながら暮らす彼女たちには、ある夢がありました。
「いつか、国いちばんのアトリエを営みたい」
ですが、夢に反して双子たちはまだまだ未熟。抱いた夢と現実の乖離に少しの焦りを抱きながら、日々は淡々と過ぎていきます。
そんなある日、双子が見つけた1枚の絵。絵の中には夢のような不思議な世界が広がり、見たこともない材料が山のように転がっていました。
偶然めいた“不思議な絵”との出会いにより、双子たちの夢は一気に現実へと近付いていくのでした――
■リディー・マーレン（声優：長縄まりあ）
小さなアトリエで暮らす双子の姉。おっとりしていて、ちょっと天然。マイペースゆえに、活発なスールに振り回れることもしばしば。身体を動かすことは得意ではないが、勉強はお手のもの。独特の芸術センスを持つ。
『えっ！？ちょっと！？待ってよ、スーちゃーん！』
■スール・マーレン（声優：赤尾ひかる）
売れないアトリエを営む双子の妹。明るくおでんばな天才肌で、物事の進め方は大雑把。小悪魔っぽい一面もあり、姉をからかったりもするが、大事な場面ではリディーを支える。虫が苦手で、肩に留まっただけで大騒ぎする。
『行こう、リディ！ふたりいっしょなら、大丈夫だから！』
■初回封入特典
●マリー＆エリーなりきりコスチュームをダウンロードできるコード
リディーとスールーが、「マリーのアトリエ」の主人公マリーと、「エリーのアトリエ」の主人公エリーの衣装を着ることが出来る。
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