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『ダイダロス』 情報を集めると果実が実る「思考の樹」や「スタンスチェンジ」など新システムが登場

(木)

 アークシステムワークスより2018年内に発売が予定されているPS4/Nintendo Switch/PC用推理アドベンチャー『ダイダロス:ジ・アウェイクニング・オブ・ゴールデンジャズ』。同作について、ストーリーや、3つの新システムに関する最新情報が明らかになった。

 本作は、『探偵 神宮寺三郎』シリーズの新章。その世界観を継承しながら、観察眼という新たなコンセプトによって再構築したもの。シナリオを『夢の終わりに』を手掛けた稲葉洋敬が担当する。

ストーリー
 ニューヨークの街に、人々に、刻み込まれた哀しき事件。癒えることのない神宮寺三郎の痛み。受け継がれし魂が、何者でもなかった若き神宮寺三郎を導いていく。交錯する過去、堕ちていく街、覚醒する運命。これは“夢の終わりに”の前日譚。始まりの物語。

神宮寺京助
 神宮寺三郎の祖父。少年時代の三郎の良き理解者。真実を解明するために、観察眼や思考術を授けてくれる。

思考の樹
 幼少期の神宮寺の思考が視覚化された樹。最初は小さな樹だが、調査などで情報を集めることで、“思考の実”が実り、大きく成長して大樹となれば“思考の果実”をつける。果実が実った状態は、真相を解くための情報が揃ったということ。それを使用することで、真相を解く“解明フェイズ”に移行する。

スタンスチェンジ
 “思考の果実”を用いても捜査が進まない時に役立つシステム。人物との会話や探索時に立場や態度(スタンス)を変えて捜査する。その場でスタンスを変えると、これまで見えてこなかったものが見えてくるように。例えば、相手から話を聞きやすくなったり、感情的になった相手が隙を見せるようになる等、より細かい情報を入手できる。

探索
 本作では、事件現場など様々な場所を探索する際に、周辺を360度見渡すことができるようになった。左右や足元、天井等、何か気付くことで“思考の果実”へと結びつく断片的な情報の数々が文字のように浮かび上がる。情報によっては、大きく捜査が進展することに。また、スタンスチェンジを使うことで、視界に入る情報も変化する。

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(執筆/編集:ゲームのお話)