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PS4『The Sinking City』のゲーム紹介トレーラーで探偵の疑似体験が可能なシステムを紹介。「レトロコグニション」で日常と超自然の境界を覗く

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 オーイズミ・アミュージオは本日(2019年3月18日)、PS4用オープンワールドアクションアドベンチャーゲーム『The Sinking City(ザ シンキング シティ)』のゲーム紹介トレーラーを公開した。同作は、2019年の発売が予定されている。

 本タイトルは、クトゥルフ神話をモチーフにしたミステリー満載の探偵ゲーム。ラヴクラフトが作り出した1920年代のアメリカを舞台に、第一次世界大戦の退役軍人でボストン出身の私立探偵「チャールズ・リード」が狂気の世界に立ち向かう。

The Sinking City:ゲーム紹介トレーラー

 主人公の目的や物語ついて、「チャールズ・リードは狂気の治療方法を探しにオークモントという町にたどり着く。町は超自然現象の洪水に見舞われモンスターや狂気が渦巻いている。彼は不可解な現象を調査し人間の理解を超える恐怖に立ち向かっていく。」と説明。

 探偵の疑似体験が可能なゲームシステムについて、「プレイヤーは本物の探偵のように自力で証拠を見つけ出し、真実を追求しなければならない。「ここに行け」という指示はなく、何を探すか、誰と話すか、プレイヤー自ら考える必要がある。」という。

 また、“事件現場”で見つけた証拠はケースブックに収納されるので、ここで情報や証拠を分析して事件解決への道を探っていくことになるようだ。さらに、手がかりには「単純な手がかりもあれば、恐ろしい悪行の形跡も存在する。複雑なものもあるから慎重に調べる事が必要だ。」という。

 オークモントで起きる超自然現象とチャールズの能力に関して、「オークモントでは、日常と超自然の境界が曖昧だ。チャールズにとって超自然現象は初体験ではない。彼には特別な能力があり、野蛮な呪いのかかった痕跡を追跡することができる。」と説明している。

 また、チャールズのスキルの一つ「レトロコグニション」は、「日常と超自然の境界を覗く事ができる。現場で何が起きたかを把握する謎解きの役に立つ。」と紹介。

 調査の流れを紹介するシーンの中で、「証拠やヒントを基に推理すると仮説を立てる事が必要になる」といい、「マインド・パレス」機能が紹介される。これは『シャーロック・ホームズ 悪魔の娘』で好評だった機能。「正解も間違いも無い。ヒントは白黒の濃淡のみ。生死に関わる選択はより慎重に分析しなければならない。」としている。

 また、最後に「The Sinking Cityでは本格的な探偵として、リアリティ溢れる体験を楽しめる。この禍々しい世界のけがれた秘密を暴いていこう。」と締め括っている。

 なお、同トレーラーは海外で発表された映像となっており、国内版とは仕様が異なる場合があるとのこと。

(執筆/編集:ゲームのお話)