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『メモリーズオフ 双想 Break out of my shell』 壊れた友情の行方――大多喜新(声優:井藤智哉)との再会と決別を描くプレイ動画公開

(木)

 MAGES.(メージス)は本日(2026年3月5日)、2026年4月9日に発売予定のPS5/PS4/Nintendo Switch/Steam向け恋愛アドベンチャーゲーム『メモリーズオフ 双想(そうそう) Break out of my shell』より、大多喜新(声優:井藤智哉)との再会シーンに焦点を当てた新たなプレイ動画を公開した。

 映像は、主人公・久寿米木一葵(声優:広瀬裕也)がスーパーへ向かう途中、浜咲駅の近くで、かつての親友・大多喜新の姿を見かける場面から始まる。記憶にある新とは雰囲気が大きく異なり、本人かどうか確信が持てないまま、一葵は芦鹿島方面へ歩く新の後を追いかけていく。

 その後、声をかけるタイミングをつかめないまま海岸まで来たところで、新が立ち止まり、振り返って一葵を鋭く睨みつける。どうやら尾行はとうに気づかれていたようで、一葵が「……新、だよね?」と恐る恐る確認すると、「なんの用だ。コソコソつけてきやがって」と露骨な不快感をぶつけてくる。重苦しい空気の中、二人の間で会話が交わされる。

 二人の関係が壊れてしまった原因は、1年半前に起きた出来事にある。新の家庭は“家”の影響で崩壊し、そのきっかけを作ったのは一葵の両親が新の母親を勧誘したことだった。一葵はその事実を新に告げられるまで知らず、怒りをぶつけられても戸惑うしかなかった。やがて新は、一葵とほぼ同じ時期に高校を中退していた。

 そんな背景があることから、新は「俺は”家”を許してねぇ。いつか必ず潰してやる。そのために動いている」と宣言し、一葵をさらに困惑させる姿が描かれる。そして最後には「二度と声をかけてくるんじゃねえ」と突き放し、背を向けて去っていく。

メモリーズオフ 双想 Break out of my shell:プレイ動画「大多喜新」

 今回の映像では、かつて親友だった一葵と新の関係が、もはや元には戻らないほど深く断絶していることが強く印象づけられる。新が「家を許していない」と語るシーンは、彼の抱える怒りと執念の強さを際立たせ、一葵の動揺と無力感が画面越しにも伝わってくる。続く「二度と声をかけるな」という突き放す言葉は、二人の関係が完全に決裂したことを象徴する決定的な瞬間だ。

 映像全体を通して、再会の場面でありながら温度のない会話、視線の鋭さ、間合いの取り方など、演出面が“壊れた友情”というテーマを丁寧に描き出している。特に新の表情や声色には、過去の傷がいまだ癒えていないことが色濃く反映されており、プレイヤーに強い印象を残すシーンとなっている。

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(執筆/編集:ゲームのお話)