セガは、Square Glade Gamesが開発する新作オープンワールド探索ゲーム『Outbound(アウトバウンド)』のパッケージ版を2026年6月25日に発売する。対応プラットフォームはPS5、Nintendo Switch 2、Nintendo Switch。Steamを含むダウンロード版はパッケージ版に先行し、2026年4月23日に配信される予定だ。
本作はコージーサバイバルを掲げ、敵の存在しない近未来のユートピアを舞台に、キャンピングカーを拠点とした自給自足の生活と自由な旅を楽しめるタイトル。戦闘要素が一切存在しない「気ままに暮らすサバイバル」が特徴で、穏やかな世界を舞台に自分のペースで生活を築いていくことができる。Steamではすでにウィッシュリスト登録数が130万件を突破しており、世界的な注目を集めている。
プレイヤーは最初に与えられる空のキャンピングカーを、モジュール建築システムを使って自由にカスタマイズできる。塗料、家具、装飾品を組み合わせ、内部から屋根の上まで改造しながら、移動式の秘密基地=理想のマイホームを作り上げていく。エネルギー供給は太陽光・風力・水力といった再生可能エネルギーが中心。プレイヤーは効率的な電力管理を行いながら、EVキャンピングカーを動かし、広大な世界を旅することになる。
自然がもたらす資源を採取し、製作作業台やツールをクラフトすることが可能。さらに、技術を研究することで資源を精製・組み合わせ、未知の新素材を生み出す高度なクラフト要素も用意されている。農業要素も充実しており、植物やキノコを育てる庭を作ることができる。収穫した作物は生食だけでなく、料理として調理することで、旅に必要な栄養を補給できる。
本作のオープンワールドには、色鮮やかなバイオームや象徴的なランドマーク、隠された秘密が多数存在する。プレイヤーは電動キャンピングカーで世界を巡り、新たな地形や環境条件に合わせてプレイスタイルを調整しながら探索を進める。
プレイヤーは「ワンコ&ニャンコ・ロッジ」で動物の仲間を迎え入れることができる。エサをあげたり、なでたり、旅の手助けをするよう訓練したりと、生活を共にする永遠の親友として成長していく。
ソロプレイに加え、最大4人のオンライン協力プレイに対応。仲間とドライブしながら新たなマップを開拓したり、資源を分担してクラフトを進めたりと、ゆったりとしたサバイバル体験を共有できる。
なお、Nintendo Switch向けに発売される本作は、Nintendo Switch 2でもプレイ可能だが、Switch 2専用商品として別途『Outbound』が存在する。両バージョン間でセーブデータや追加コンテンツの互換性はなく、Switch 2 Editionおよびアップグレードパスも提供されないため、購入時には注意が必要だ。
パッケージ版には限定特典として、選べる車種が1種追加されるDLC(ダウンロードコンテンツ)「スクールバスアドベンチャー」が付属する。大型車両ならではのカスタマイズや旅のスタイルを楽しめる特典となっている。
『Outbound(アウトバウンド)』は敵が存在せず、戦闘要素もない。そんな穏やかな世界を、プレイヤーは自分のペースで探索し、クラフトし、生活を整えながら、静かに広がるユートピアでの旅を満喫できる。
本作が描くのは、刺激や競争ではなく、自分のペースで生きるという贅沢だ。敵もいない。急かされることもない。ただ、キャンピングカーと共に、風の向くまま、気の向くままに旅を続けるだけ。ゲームでありながら、どこか生活の再発見に近い体験を与えてくれる。
自然の中で素材を集め、料理を作り、車を整え、仲間と笑い合う。そんな小さな営みが積み重なって、気づけばこの世界に深く愛着が湧いている。サバイバルゲームの新しい形として、そして心地よさを中心に据えたゲームデザインの到達点として、『Outbound』は2026年のゲームシーンに確かな存在感を残すだろう。
旅は自由で、世界は優しい。そんな当たり前のようで難しい価値を、そっと思い出させてくれる作品だ。