株式会社ジー・モードは、Nintendo Switch用全方位アクションシューティング『MAID OF THE DEAD(メイド・オブ・ザ・デッド)』のパッケージ版を2026年7月30日に発売する。価格は通常版が4,980円、限定版が17,980円(いずれも税抜)。同作は2024年2月15日よりダウンロード版が配信されており、ファン待望のパッケージ化となる。
本作の舞台は、謎のウイルスによりゾンビが蔓延したアキバ。プレイヤーは重火器を手にしたメイドたちを操作し、街を埋め尽くすゾンビを撃退していく。レベルアップで獲得する多彩なスキルを組み合わせ、押し寄せるゾンビの群れを一掃する爽快感が特徴だ。
物語の主人公は、ウイルスに対する抗体を持つ新人メイド・火原凪咲。避難中にはぐれた親友・風音凛香を救うため、そして変貌したアキバを取り戻すため、凪咲は武器を手に立ち上がる。パンデミックの真相が明らかになるにつれ、少女たちが下す選択にも注目が集まる。
ゲームでは、ゾンビを倒してレベルアップするとランダムでスキルを獲得可能。ミサイル発射やドローン展開など、強化次第で戦況を大きく変えられる。また、戦闘中に溜まるゲージを消費することで、各メイド固有の強力な必殺技を発動できる。使用回数に制限があるため、発動タイミングの見極めが重要だ。
さらに、ゾンビ化寸前のメイドにワクチン入りの「使役弾」を撃ち込むことで仲間として戦わせることも可能。仲間メイドが増えるほど戦力が強化され、育成要素としても楽しめる。
キャラクターボイスには、礒部花凜(火原凪咲 役)、Lynn(風音凛香 役)、高田憂希(氷上愛璃咲 役)、中村カンナ(レイラ・サンダース 役)、黒木ほの香(土浦乙葉 役)、春野杏(水鏡花音 役)、八巻アンナ(闇生澪那 役)といった人気声優陣が参加。個性豊かなメイドたちの掛け合いや、条件を満たすことで解放されるサブシナリオ「ガールズトーク」も見どころとなっている。
限定版は、特製「限定ボックス」仕様となっており、ゲームソフトに加えて、「描き下ろしイラストアクリルスタンド 5種セット」をはじめ、「温度変化ステッカー 5種セット」や「オリジナルサウンドトラックCD」、「設定資料集(A5サイズ)」、「描き下ろしタペストリー(B2サイズ)」が同梱される。
アキバを舞台にメイドが銃を手にゾンビと戦うという独特の世界観と、爽快なアクションが融合した『メイド・オブ・ザ・デッド』。パッケージ版の登場により、コレクションとして手元に置きたいユーザーからも注目を集めそうだ。
本作が持つ魅力は、単なるアクションゲームとしての爽快さだけにとどまらない。メイドという一見コミカルな存在と、ゾンビが跋扈する終末的なアキバというシリアスな舞台設定が組み合わさることで、独特のギャップが生まれ、プレイヤーの記憶に強く残る体験へと昇華されている。戦闘の合間に垣間見えるキャラクター同士の関係性や、パンデミックの裏側に潜む物語の核心が徐々に明らかになっていく構成は、アクションとドラマの両面でプレイヤーを引き込む力を持っている。
また、アキバという街そのものが持つ文化的背景や象徴性を活かした演出も秀逸で、現実の街を知る人にとっては「もしこの場所が本当にこんな状況になったら」という想像が自然と膨らむ。そこにメイドたちの奮闘や絆が重なることで、物語としての説得力が生まれている点も見逃せない。
アクションゲームとしての爽快感、キャラクターゲームとしての魅力、そして舞台設定が生み出す独自の世界観。そのすべてが噛み合った『メイド・オブ・ザ・デッド』は、パッケージ版の発売を機に、より多くのプレイヤーに触れてほしいタイトルだ。手元に置いておきたくなるコレクション性と、遊べば遊ぶほど味わいが増すゲーム性を兼ね備えた本作は、アクションゲームファンはもちろん、キャラクター重視のユーザーにも強く訴求する一本と言えるだろう。