MAGES.(メージス)は本日(2026年5月7日)、想定科学アドベンチャー『STEINS;GATE RE:BOOT(シュタインズ・ゲート リブート)』の発売日を2026年8月20日に決定したと発表した。対応機種はNintendo Switch 2/Nintendo Switch/PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Steam。パッケージ版はNintendo Switch 2/Nintendo Switch/PlayStation 5のみで、Nintendo Switch 2版はキーカードではなくゲームカードでの販売となる。Xbox Series X|S/Steam版はスパイク・チュンソフトが販売を担当する。あわせて、オープニングムービーおよびE-moteモーション紹介映像も公開された。
本作は、科学アドベンチャーシリーズ第2弾『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』を大幅にアップデートしたリブート版である。『STEINS;GATE ELITE』のシナリオをベースに、より読みやすい内容へと改良し、さらに新たな世界線やエンディングシナリオを追加。これにより、まだ誰も見たことのない物語が楽しめる。ゲーム内ボイスはすべて再収録され、サウンドは阿保剛氏の手で全面リメイク。キャラクター、背景、イベントスチルも線画から描き直され、全てがリファインされている。
新要素として、E-moteによる躍動感あるキャラクター表現を採用。「E-mote」は次世代アニメーションツールであり、キャラクターの自然な動きや繊細な表情変化、息遣いまで再現することで、物語への没入感をさらに高めている。
Switch 2/Switch/PS5版には、限定版と完全数量限定生産の超限定版が用意される。限定版には、huke氏描きおろしイラストを使用した特製外箱、「STEINS;GATE RE:BOOT VISUAL COLLECTION」(刷新されたグラフィックを収録したアートブック)、「STEINS;GATE RE:BOOT SOUNDTRACK DVD-ROM」(阿保剛氏によるリメイクBGMを収録)、さらに「STEINS;GATE 15th LIVE - ONE WORLD -」ライブDVD&Blu-ray Disc(2024年10月27日開催イベントの映像)が付属する。
超限定版には、限定版の内容に加え、huke氏イラストを使用した高精細額装イラスト(A4サイズ複製原画)、そして『STEINS;GATE』シリーズ全7作品のBGMを網羅した「STEINS;GATE ALL COMPLETE SOUNDTRACK:DVD-ROM」(阿保剛氏によるライナーノート付き)が同梱される。
また、全機種のダウンロード版には、デジタルデラックスエディションが用意される。こちらは、ゲームソフトとデジタル VISUAL COLLECTION、デジタル SOUNDTRACK、イベント「STEINS;GATE 15th LIVE - ONE WORLD -」ライブ映像をセットにした商品。
公開されたオープニングムービーでは、いとうかなこが歌う「スカイクラッドの観測者」(作詞/作曲:志倉千代丸、編曲:磯江俊道)に合わせて、岡部倫太郎、橋田至、牧瀬紅莉栖ら主要キャラクターが登場。リファインされたイベントスチルも複数確認できる。
E-moteモーション紹介映像では、椎名まゆり(声優:花澤香菜)、漆原るか(声優:小林ゆう)、フェイリス・ニャンニャン(声優:桃井はるこ)、牧瀬紅莉栖(声優:今井麻美)、橋田至(声優:関智一)との会話シーンを収録。キャラクターの口パク、まばたき、笑顔への表情変化など、アニメーションによる生き生きとした動きを確認できる。
E-moteによるキャラクター表現の刷新は、『STEINS;GATE RE:BOOT』における最も象徴的な進化のひとつだろう。従来の静止画主体の演出に比べ、まばたきや視線の揺れといった細やかな動きが加わることで、キャラクターの存在感はより確かなものとなった。特に、感情の変化がわずかな表情のニュアンスとして画面に現れる点は、物語の没入度を静かに、しかし確実に押し上げている。
こうした表現の向上は、作品そのものの本質を変えるものではないが、物語体験の質を底上げする効果を持つ。長年親しまれてきたキャラクターたちが、より自然な息遣いを伴って描かれることで、プレイヤーは彼らの選択や葛藤に以前より深く寄り添えるようになった。リブートという言葉が示す通り、本作は過去作の価値を尊重しつつ、現代的な表現技術によってその魅力を再定義している。
『STEINS;GATE』という物語が持つ強度はそのままに、表現面での進化が静かに寄り添う。E-moteの導入は、シリーズを知る者にとっては新鮮な再会となり、新規のプレイヤーにとっては自然な没入を促すだろう。リメイクではなくリブートと銘打つにふさわしい、アップデートだと感じられる。