イマジニア株式会社は本日(2026年5月21日)、Nintendo Switch 2/Nintendo Switch用ミステリーアドベンチャーゲーム『ミステリーの歩き方2 人魚伝説殺人事件』を2026年9月に発売すると発表した。価格は税込4,980円、プレイ人数は1人。発表にあわせてプロモーションムービー第1弾も公開されている。
本作は、2024年12月に連続ドラマ×ミステリーアドベンチャーとして発売された『ミステリーの歩き方』の続編。前作は新規IPながら高い評価を獲得しており、続編ではユーザーの意見を反映してゲームシステムとプレイボリュームが大幅に強化された。シナリオ、世界観演出、キャラクター造形もさらに深化し、ミステリー研究会には新メンバーが加入。未解決事件に新たな惨劇が絡む重厚な物語が展開していく。シリーズの魅力である濃密なドラマ性と伏線構成はそのままに、よりスケールの大きい体験へと進化している。
物語の中心となるのは、20年前に発生した人魚伝説殺人事件。室内で発見された水に濡れた遺体、直後に姿を消した容疑者……不可解な点が多く、事件は未解決のまま伝説化していた。帝都大学ミステリー研究会の主人公たちは、夏合宿で訪れた鎌蔵で被害者の娘・鹿島留美奈と出会い、事件解明を依頼される。しかし調査を進める中、何者かによる新たな惨劇が発生。散りばめられた伏線が絡み合い、物語は緊張感を保ったまま真相へと迫っていく。
本作の特徴は、主人公・赤沢独歩が持つ過去視の能力を使い、過去で調査し、現代で推理する二層構造のゲームプレイにある。事件に関わる重要な事実を調査する「過去パート」では、散策要素や時間制限、ミッション形式の調査といった新要素の追加により自由度と緊張感が増し、事件の核心に迫る手応えが強化されている。過去で得た情報をもとに推理を展開する「現代パート」では、新システム「フリーサーチモード」によって自由な探索が可能。プレイボリュームは前作の約2倍に拡大し、ミステリーゲームとしての密度が大きく向上している。
また、シリーズの特徴である二つのビジュアル表現も進化。現代の美しく鮮明なグラフィック、過去のレトロなドット絵はいずれも描き込みとバリエーションが向上している。さらに、動く背景やムービーといったアニメーション演出も増強され、臨場感を生むシーンが多数盛り込まれている。
現代パートでは、人気声優陣によるフルボイスで登場人物たちの人間ドラマが展開。過去視の能力を持つ主人公・赤沢独歩を米内佑希、元警視総監の娘・南条有栖を石川由依、世界的企業の御曹司・東野陽炎をランズベリー・アーサー、陽気なムードメーカー・井沢幸太郎を小林大紀、国民的人気アイドル・真白杏奈を小倉唯、切れ者エリート警視・島田祥子を佐伯まおこ、独歩の秘密を知る妹・赤沢魅月を谷茉柚花がそれぞれ担当する。なお、新たなミス研メンバー・幌筆羽衣と、未解決事件の被害者の娘・鹿島留美奈のキャストは後日公開予定だ。
今回公開されたPVでは、島田祥子役の佐伯まおこによるナレーションで、20年前に容疑者が行方不明となった未解決殺人事件「鎌蔵人魚伝説殺人事件」が発生したことや、主人公たちミステリー研究会が夏合宿で訪れた鎌蔵で被害者の娘から事件解明を依頼されるという物語の導入が語られる。
また、事件に関する重要な事実やヒントを探し出すため、過去視の能力でレトロな世界を調査する様子や、過去で得た情報をもとに現代で推理を行うシーンも収録。加えて、新要素「フリーサーチモード」での自由捜査の場面も確認できる。
二転三転するストーリー、登場人物たちの表と裏の顔、散りばめられた伏線、新たに起こる惨劇など、奥深い内容になっていることがうかがえる。
『ミステリーの歩き方2 人魚伝説殺人事件』は、前作で高く評価された「伏線の巧みさ」と「キャラクターの魅力」を土台にしつつ、物語・演出・ゲームシステムのすべてを大きくスケールアップさせた続編と言える。
過去と現代を行き来しながら真相に迫る構造は、プレイヤー自身が事件の渦中に立たされているかのような没入感を生み出している。美麗な現代パートとレトロな過去パートという二つのビジュアル表現が物語の緩急を際立たせ、フルボイスで描かれるキャラクターたちの心情は、ミステリーでありながら人間ドラマとしての厚みも感じさせる。
また、前作の約2倍に拡大したボリュームや、新たなミス研メンバーの加入など、シリーズとしての広がりを期待させる要素も多い。20年前の未解決事件と現代で起こる新たな惨劇がどのように結びつき、どんな真実へと収束していくのか……その過程を自らの手で紐解いていく体験は、ミステリーファンはもちろん、物語重視のゲームを好むプレイヤーにとっても大きな魅力となるだろう。
前作ユーザーにはさらなる深化を、新規ユーザーにはシリーズの入口としての完成度を兼ね備えた本作。発売までの数カ月、公開される続報を追いながら期待を膨らませたくなるタイトルだ。