ヒューネックス株式会社のゲームブランド・dramatic createは、恋愛アドベンチャー『明治東亰恋伽 トワヰライト・キス(めいじとうきょうれんか とわいらいと・きす)』をNintendo SwitchおよびSteam向けに発売すると明らかにした。発売時期は2026年を予定。対応言語は日本語・英語・中国語(繁体字/簡体字)で、音声は日本語のみとなる。
本作は、2015年4月23日にPSP向けに発売されたファンディスク『明治東亰恋伽 トワヰライト・キス』の移植版。原作『明治東亰恋伽』の後日談を描く作品で、主人公と各キャラクターの恋のその後を楽しめる内容となっている。
舞台となるのは、物の怪が存在する不思議な明治時代の「東亰」。現代からタイムスリップした主人公・綾月芽衣(名前変更可)は、森鴎外や泉鏡花、小泉八雲といった歴史上の人物たちと出会い、魂依(たまより)としての力を自覚しながら恋を育んでいく。
物語の世界では、夕方から明け方までが物の怪が徘徊する「朧ノ刻」。魂依の能力を持つ主人公だけがその姿を視認できる。文明開化の進む時代背景の中で、物の怪の存在を信じる者と否定する者が入り混じる世界観も本作の魅力のひとつ。恋人となった彼と共に、今日も少し不思議な事件に巻き込まれていく。
キャラクターボイスは、森鴎外役を浪川大輔、菱田春草役をKENN、川上音二郎役を鳥海浩輔、泉鏡花役を岡本信彦、藤田五郎役を福山潤、小泉八雲役を立花慎之介、チャーリー役を森川智之がそれぞれ担当する。
『明治東亰恋伽』は、歴史上の人物との恋という独自のテーマに、物の怪が存在する幻想的な世界観を重ね合わせた唯一無二の作品だ。その後日談を描く本作では、キャラクターたちとの関係がより深まり、恋の余韻や温度を丁寧に味わえる点が原作ファンから高く評価されてきた。
それだけに、現行機で再びこの世界観に浸れる機会が訪れたことは、シリーズを愛してきたファンにとって格別のものとなるだろう。文明開化のざわめきと、朧ノ刻に漂う不思議な気配。歴史と幻想が交錯する「東亰」という舞台は、今なお色褪せない魅力を放っている。そこに息づくキャラクターたちの想いは、時代を超えてプレイヤーの心に届き続けるはずだ。
SwitchやSteamという幅広いプラットフォームでの展開は、作品の新たな広がりを予感させる。恋物語としての甘やかさだけでなく、時代の空気や人ならざるものとの共存といったテーマ性も含め、改めて作品の奥行きを感じられるだろう。明治ロマンスの名作が、再びプレイヤーの心をときめかせる日が近づいている。
■関連サイト
◆『明治東亰恋伽 トワヰライト・キス』公式サイト