アイディアファクトリー(オトメイト)は本日(2026年6月17日)、2026年7月30日に発売予定のNintendo Switch向け女性用恋愛ADV『君に惑い、君に溺れる。』の最新プレイ動画3本を公開した。いずれも、メインキャラクター3名との印象的なワンシーンを収録した内容となっている。
今回公開されたのは、棗陽凪(声優:千葉翔也)、瀬尾叶多(声優:堀江瞬)、日下部恭也(声優:熊谷健太郎)の3名に焦点を当てた映像で、主人公・露木紗世(※名前変更可)との距離感や関係性が垣間見える仕上がりだ。
1本目の動画には、棗陽凪が登場。久しぶりに実家へ戻った紗世が玄関先で名前を呼ばれ、振り返ると、懐かしい笑顔を浮かべた陽凪が立っている。彼は高校時代の同級生で、再会は卒業以来5年ぶり。紗世の変化にテンション高めで話しかける陽凪だが、そこへ紗世の弟・理都(声優:大塚剛央)が現れ、「タチの悪いナンパが湧いてんな」と茶化す。二人の軽妙なやり取りを見た紗世は、変わらない空気感に懐かしさを覚える。
続けて、2本目の動画には、瀬尾叶多が登場。電車内、揺れに身を任せるうちに眠気が増していく紗世。叶多にだらしない姿を見せたくないと思うほど、まぶたは重くなり、ついに彼の肩へと寄りかかってしまう。叶多は「そのままでいいよ。ちゃんと起こしてあげるから」と優しく受け止め、眠る紗世を見つめながら、突然オメガを告げられた彼女の未来を案じる。「幸せになってほしい」という想いを胸の内にとどめながら、「俺がそばで君を支えるからね」と静かに誓う。
最後の3本目は、日下部恭也。海辺で物思いにふける紗世が名前を呼ばれ振り返ると、つい先ほどまで心を乱されていた恭也が立っていた。驚きから距離を取ろうとした瞬間、浮き輪が外れ、紗世はそのまま波に飲まれてしまう。パニックになる彼女を恭也が引き上げ、「驚かせてごめん。どうして逃げようとしたの?ちょっと傷ついた」と静かに告げる。抱き寄せられるような体勢に気づいた紗世は、二人が触れ合ったあの夜を思い出し、熱を帯びた頬を隠すようにそっと身を離す。
この3本のプレイ動画は、それぞれのキャラクターが紗世とどう向き合い、どんな想いを抱えているのかを、短いシーンの中で鮮やかに浮かび上がらせていた。陽凪の変わらない明るさと自然な距離の近さ、叶多の静かで揺るぎない優しさと胸の奥に沈めた葛藤、そして恭也の軽口を交えながらも隠しきれない真剣さ……どの映像からも、彼らが紗世に向ける眼差しの温度が確かに伝わってくる。
とりわけ印象的なのは、日常の一瞬を切り取っただけのシーンでありながら、それぞれの関係性がこれからどう変わっていくのかを自然と想像させる余白が巧みに残されている点だ。紗世が彼らと再び交わることで、どんな感情が芽生え、どんな選択を重ねていくのか。プレイヤー自身がその中心に立ち、物語を動かしていく未来がありありと感じられる。
数分という短い映像でありながら、キャラクターの魅力と物語の深度をしっかりと伝えてくれる今回のプレイ動画は、本作が描く恋と葛藤のドラマへの期待を一段と高める内容だった。
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