セガは本日(2026年9月5日)、2026年10月22日に発売を予定しているPS5/Steam用アクションRPG『ステューピッド・ネバー・ダイズ(Stupid Never Dies)』について、Web CM「ストーリー編」および「バイトアクション編」を公開した。
ストーリー編では、ゾンビの中でも最低のクズとされる主人公デイビィが、ショッピングモール内の冷凍庫で凍死していた人間の女性ジュリアに恋をしてしまうという、破天荒な物語が描かれる。彼女を蘇生させるため、デイビィはダンジョンへ潜り、KOM(King Of Monsters)を喰らい、オーバーテクノロジーを手に入れようと奔走。「もし彼女が生き返るなら、俺は死んでもいい」と語るデイビィの歪んだ献身とともに、戦闘シーンや個性豊かなキャラクターたちの姿も確認できる。
バイトアクション編では、めちゃよわゾンビのデイビィが、敵を喰らって能力を奪い、変身する力を駆使して敵を蹴散らす様子を紹介。身体改造によるカスタマイズ要素も強調されており、強力なモンスターへと変身して暴れ回る場面や、改造した腕で攻撃を繰り出すシーンなど、戦闘スタイルの幅広さが確認できる。
「ストーリー編」と「バイトアクション編」は、本作が内包する異形の魅力を異なるベクトルから照射し、短尺ながら作品の核となる方向性を鮮烈に提示している。ストーリー編では、最低のクズと評されるゾンビ・デイビィが、凍死した人間の女性ジュリアに恋をするという、倫理も常識も逸脱した設定が、妙に切実な情感を伴って描かれる。彼女を蘇生させるためなら自分が死んでも構わないと語るデイビィの歪んだ献身は、単なるギャグの域を超え、ゾンビである彼の生の意味を逆説的に浮かび上がらせる。戦闘シーンや周囲のキャラクターたちの描写も、物語が想像以上に多層的であることを予感させる。
一方のバイトアクション編は、敵を喰らい能力を奪い、変身し、身体を改造して戦うという、本作のアクション性をテンポよく凝縮した内容となっている。めちゃよわゾンビのデイビィが、喰らうことで強さを獲得し、モンスターへと変身して暴れ回る姿は、コミカルさとパワフルさが同居し、ゲームプレイの触感を直感的に伝えてくる。腕を改造して攻撃を繰り出すシーンなど、戦闘スタイルの多様性も際立っており、プレイヤーがどのように成長し、どんな戦い方を選び取るのかを想像させる構成だ。
2本のCMを通して浮かび上がるのは、「最低のゾンビ」が「最高に必死」に誰かを救おうとする物語と、喰らい、奪い、変身し、改造するという独自のアクションが、奇妙な調和をもって成立しているという事実である。破天荒でありながら妙に人間臭い世界観が、映像のテンポと演出によって強く印象づけられ、ゲーム本編でどのような選択や戦闘、そして結末が待ち受けているのか、期待を自然と押し上げる仕上がりとなっている。