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和田アキ子、TOKIO・山口達也の強制わいせつ事件に「発覚すると思ってなかったのかも」

(火)

 歌手・タレントの和田アキ子が強制わいせつ容疑で書類送検となったTOKIOの山口達也メンバー(容疑者)について、 自身がパーソナリティを務めるニッポン放送のラジオ番組『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』(2018年4月28日放送)にて、 その胸中を以下のように語った。

『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』(2018年4月28日放送)より抜粋
※パーソナリティ:和田アキ子
※アシスタント:垣花正(ニッポン放送アナウンサー)

和田アキ子:TOKIOのこの……山口くんの問題ですね。

垣花正:ええ。

和田アキ子:これはあの……まぁ、お酒の量の影響って、お酒自体は悪くないんですよ。本当に。 お酒はあの、飲み方ですからね。私もあの……飲む人間としては。

垣花正:うん。

和田アキ子:でも、本当にあのぅ……どう言えばいいかなぁ?よくあの……未成年とかでね、あのぅ、 こんな話出しちゃいけないけど、全然タイプは違うけど昔、東国原くんがやっぱりそういうお店だったんだけど、 女性とこう……まぁ知り合おうとしたら未成年だった、みたいな。そのお店の方が悪いんだけどね。

垣花正:お店の方が未成年ということを隠していたんですね。

和田アキ子:知らなかったって、でもそれも凄い長い謹慎でね。彼は謹慎して、そのあと勉強して早稲田の……。

垣花正:政治経済を学び……。

和田アキ子:うん。学んで……。

垣花正:のちに政治家に転身する。

和田アキ子:それで宮崎県知事までなったんですけど。
(一方、山口メンバーは)もうその番組……NHKの番組で、知り合ったって 明らかにもう分かってる訳じゃない、相手高校生って。

垣花正:そうですね。

和田アキ子:うん。

垣花正:高校生と共演する番組ですからね、『Rの法則』……はい。

和田アキ子:その子たちを呼んで、猥褻(わいせつ)な言葉を発して……そのあとにもうこれね、 みんながなんか言う時に「キス」をしようとしてって、(言葉の表現の仕方として)普通「みだらな行為」で済むところを 「キス」「キス」って出ると、もの凄く私にとっては生々しいの。

垣花正:あぁ、「キス」っていうワードが逆に?

和田アキ子:普通言わないでしょ、こんな事があった時に。「みだらな行為」か「卑猥な言葉」とかね、 なんかそういう感じじゃない?

垣花正:アッコさんの場合、「キス」というワードを聞くと、よりなんか身体が接触する瞬間みたいなものを 想像してしまうわけですね?

和田アキ子:そうそう!なんかすごくね。……その高校生で、まぁお酒も勧めたかどうかもあるけれど、 その家に……呼んで……お友達もいらしたかどうか……。

垣花正:居たとされてますね、二人呼んだわけですね。

和田アキ子:でも個室みたいなものじゃない?

垣花正:まぁもう自宅ですからね。

和田アキ子:そこでね、なんでそういう行為に及んだのかなっていう。いやぁ~どう言っていいのかね。 驚きで私はこのニュース聞いた時ね。

垣花正:はい。

和田アキ子:で、まぁ……皆さん一緒だろうけど、私が知ってる中では凄く礼儀正しくて、 まぁTOKIOのメンバー、みんなそうなんですよ。凄い皆いい子ばっかりで、「ええっ!?」ていうのがまずあんの。 で、まぁこれは後で聞いたら、昔からそのお酒飲むと人が変わるっていうかね。 で、こういう事あると必ず私もいつも飲んだ事でさ、話題になるから。

垣花正:はぁ~。

和田アキ子:もうねぇ、あの、帰さないとかさ……。

垣花正:まあアッコさんの飲み方の場合はですね、多分日本一透明性が高いですから(笑)

和田アキ子:皆「ある事」「ない事」言うもん。

垣花正:まあ、「ある事」「ある事」なんでしょうけど……。

和田アキ子:あれ?

垣花正:はっはっはっは(笑)。それはまた別でお酒を飲む行為と、例えばお酒に飲まれてしまって、 今回の会見の場合、特にまあ、もしかしたら(アルコール)依存症なのではないか?という所もクローズアップされてるわけですよね。

和田アキ子:そうなのよ。(山口メンバーはお酒で体調を崩して今年の)1月15日から入院して……。

垣花正:入院した後に……で、退院したその日に昼から飲んでるわけですよね。

和田アキ子:で、その、まぁ、あのぅ依存症ではないけれど、肝臓の数値が悪化したから病院から(仕事に)通ってたっていうね、 約一ヶ月間。で、退院してですよ、朝の仕事あったからつって、多分その『ZIP!』か何かにしても、それを終わって、その…… 肝臓の数値が上がって入院してたのに、飲まないようにしてたのに、その日から飲むっていうのは、どういう事なんだろう?

垣花正:いや、ここはちょっとやっぱり、まぁ新聞各紙にも病院の先生、専門家とされる人が出てきて、 「それはやっぱり依存症に近いですね」というコメントをしてるんですね。

和田アキ子:もう……それだとしたらね、病気ですから、もう本当に完全に治るまで治療に専念して、 それで……皆さんに謝罪というか。

垣花正:そうですねぇ。

和田アキ子:私ちょっとだけ嫌だったのはね、あのぅまぁ弁護士さんがあのぅ、ニュースみんな見たんですけど、 弁護士さんがあのぅ最初に説明されて、捜査中もあるんで詳しくは話せませんとかって言って、彼は本当、心から謝罪してました。 ただまぁあの……話を聞くっていうか、リポーターっていうのかな?記者の方も色んな事をお聞きになって、まぁそこはまだ 捜査中なんでとかっていう言葉も多かったんだけど……。私、私個人よ?

垣花正:はい。

和田アキ子:個人としては、まぁ被害者の方の親御さんのコメントもありました、えー、娘が受けた この行為は忘れられるもんじゃないけど、山口氏にも未来があるし、で、どうぞこれで一人の人間の未来を潰すってことはしたくない旨を 仰ってました。それでできれば、娘もそっとしておいて欲しいとかね。親御さんも凄くあの、考慮されたコメントを出されたと 思ったんだけど……。

和田アキ子:あくまでも私の意見ですよ?なんか本当に山口くん知ってるだけに、本当に辛かったんですけど、見ててね。 もう謝っても謝り切れないけど……彼の言葉の中で、そのTOKIOのメンバーの名前を全部言って、で、できるなら、空いてるんなら TOKIOとして戻りたいっていう事をちょこっと言ったんですよ。

垣花正:僕の席がまだそこに空いてるのならばと。

和田アキ子:そう、それ聞いた時に、あれ?本当に……私ねえっ、山口くんまだ酒残ってんの?あんたっていうね。 なんかここで言うべき事じゃないでしょって。あんだけそれの前まで、もう自分でこんなおっきい事なると思ってなかったって、 記憶も定かではないと、覚えてないって言うんだからさ。だから仕事をしてたと思うの。で、誰にも言えなくて。

垣花正:そうでしょうね。

和田アキ子:うん、でもその間の事思うとね、被害に遭われた方ずっと心苦しめて……らしたんだと思います、 申し訳ございませんでしたって言った時、私も泣きそうになっちゃってた、と思ったんだけど、そこでね復帰とかっていうのは……。 まぁそのあと僕の口から言えるもんでもないし、あの無期限の謹慎かなんか発表された時。これ(復帰を口にした事)がちょっと残念、でしたね

垣花正:うん。

和田アキ子:それと、やっぱりグループだから連帯責任っていうのも、すぅ~うん~?

垣花正:どこまでって言うね。難しいですね、もう本当にメンバーが、TOKIOのメンバーだからこそ アッコさんが仰ったように、リーダーの城島さんが「示談だからといって許されることではない」と厳しいことを言ったりしてますもんね。

和田アキ子:これはでもね、本当にこの『いいかげんに1000回』もそうだし、普通にコメントしなきゃいけないんだけど、 辛いですよね。いい人も関係ないもんね、こうなっちゃうと。いい人だったっていうのが。

垣花正:そうですね。それを全て失うことをしてしまったということですね。今までの頑張りとか評価をね。

和田アキ子:そうそう。

女性からの「どうして(山口メンバーは)他の4人のメンバーに真っ先に報告をしなかったんだろう?」という疑問について

和田アキ子:怖かったからっていうのも言ってましたね。

垣花正:言ってましたねぇ。どっか示談が成立したところで、もしかしたらもう表に出さずにね、 メンバーにさえ知られずに「事が済む」んではないかという風に、まぁ見積もってしまったと。

和田アキ子事の重大さを自分が気付いてなかったかもね。誰も知られてないし、発覚するってことを思ってなかったのかも分かんない。 その示談で終わったんで、よしこれから気を付けようと思ったのかも知れないですね。なんとも後味の悪い、これは事件ですね。

垣花正:そうですね。

和田アキ子:何をしてんだお前って、本当に。お酒に謝れって言うぐらい。お酒、一生懸命作ってる人もいるのにさ。

垣花正:そうですねぇ。

和田アキ子:うん。その分、私も(お酒の飲み方を)気を付けますけどね。

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(執筆/編集:ゲームのお話)