ヒューネックス株式会社のゲームブランド「dramatic create」(ドラマティッククリエイト)は本日(2026年5月12日)、Nintendo Switch用世界滅亡共有幻想ADV『世界滅亡共有幻想マミヤ』(2026年6月25日発売予定)のキャラクターボイス入りのプロモーションムービーを公開した。
本作は、個人サークル「けんこうランド」が手がけた、幻想と思惑が入り混じるダークミステリー系ビジュアルノベル。物語は全3編で構成され、世界滅亡が予言された年の東京を舞台に、謎の存在「マミヤ」と出会った若者たちの運命を描く。
Nintendo Switch版では、福山潤や梶裕貴ら豪華声優陣を迎え、全編フルボイス化を実現。梶裕貴の声を元にした音声合成ソフト「梵そよぎ」(音声AIキャラクター)も起用。さらに、描き下ろしの新規スチルや、ifシナリオを取得できるオリジナルミニゲームが追加されている。
今回公開されたPVでは、ゲーム内の会話シーンを中心に収録。BGMには、OP主題歌「aoi瞬間」(作詞・作曲:岩井陽紀、編曲:しらぬい)が使用されている。
映像には、夏目(声優:福山潤)、間宮(声優:梶裕貴)、菊池リョウ(声優:伊野月修司)、東條湊(声優:雨宮瞭)、森近春樹(声優:宮下栄治)、周防景人(声優:木村颯)、有栖川(声優:鶴田遼平)、冬馬(声優:森田則昭)、新垣(声優:二橋奈生)、鮫島(声優:篠田和真)が登場し、それぞれの個性豊かなボイスを確認できる。
また、「夏目の友人である彼らの未来に待つのは――死」、「マミヤとは何者なのか なぜ彼らの前に現われるのか 目的は何なのか」、「幻想と思惑が交錯するこの世界の真相とは――」といったテキストが挿入され、作品全体を包む謎めいた世界観を強調している。
このボイス入りPVによって、本作が持つ独自の空気感はより明確に輪郭を帯びた。キャラクター同士の会話は、声が加わることで生々しさが増し、各人物の性格や立ち位置が視覚情報だけでは捉えきれない形で立ち上がってくる。また、世界滅亡という極限状況の中で交わされる若者たちのやり取りは、単なるミステリーの枠を超え、現実の延長線上にある日常の揺らぎすら感じさせる。
一方で、マミヤという存在の不可解さは、短いPVの中でも強い余韻を残す。目的も正体も曖昧なまま物語の中心に佇むその姿は、視聴者に「この世界の真相に触れたい」という探究心を自然と喚起する。OP主題歌「aoi瞬間」も映像と調和し、作品全体が持つ幻想的でどこか切ない情緒を効果的に補強していた。
さらに、音楽や演出のクオリティは安定しており、ビジュアルノベルとしての没入感を支える基盤は十分に整っている印象だ。Nintendo Switch版でのフルボイス化は、原作が持つ物語性をより立体的に提示する要素として機能しており、作品の魅力を一段押し上げていると言える。
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