アイディアファクトリー(オトメイト)は本日(2026年7月6日)、2026年10月1日発売予定のNintendo Switch向け女性向け恋愛ADV『Sullyland Nursery Rhyme(サリーランド ナーサリー ライム)』について、メインキャラクター5名のキャラクターPVを公開した。
今回公開された映像は、陸リョクハ(声優:坂泰斗)、小鳥遊キセキ(声優:山下誠一郎)、安曇ネオ(声優:斉藤壮馬)、帯刀シーマ(声優:石川界人)、氷鉋テラ(声優:田丸篤志)の5人に焦点を当てたもの。1本目以降は、それぞれのキャラクターを主役に据えた劇中映画の予告編というユニークな構成で、作品の持つダークで幻想的な世界観を強く印象づける内容となっている。
1本目の「陸リョクハ 編」では、主人公・御神アマネ(※名前のみ変更可能)への想いを語るボイスやイベントCGを収録。映像後半には、物語の鍵を握る謎の青年(CV:内田雄馬)の姿も確認できる。
2本目の「小鳥遊キセキ 編」は、キセキ主演映画「メリーさんの小鳥」の予告映像。主人公に近づく男性の息の根を止めると語る狂気を孕んだボイスが印象的だ。
3本目の「安曇ネオ 編」では、ネオ主演映画「テントウムシ」の予告を収録。自分なんかが未来や希望を抱くのは許されない、みんな自分を置いて死んだと語られる、深い孤独と絶望が滲む内容となっている。
4本目の「帯刀シーマ 編」は、シーマ主演映画「オレンジとレモン」の予告。首を切り落とす、あいつが来たよといった物騒な台詞の後、どうすれば君を失わないかと語る彼の危うさと不穏さが際立つ。
そして最後の「氷鉋テラ 編」では、テラ主演映画「バー・バー・ブラック・シープ」の予告を公開。いつか主人公に見捨てられる日が来ると語る不安定な心情に続き、愛してるを連呼するボイスが収録され、彼の執着と脆さが強く表現されている。
キャラクターPVはいずれも短い映像でありながら、キャラクターごとの心情や抱える闇、そして物語の奥底に潜む不穏な気配を鮮烈に描き出している。特に劇中映画の予告編という形式は、彼らの内面を寓話的に切り取ることで、キャラクターの魅力を多面的に浮かび上がらせており、単なる紹介映像の域を軽々と超えてくる。甘い恋愛ADVとしての側面に、童話めいた幻想性、そして時折覗く狂気や孤独が複雑に絡み合う世界観は、オトメイト作品の中でもひときわ異彩を放っていると言える。
また、主人公との関係性がどのように変化し、彼らが抱える痛みや執着がどのような結末へ向かうのか。PVで提示された断片的な言葉は、物語の核心に触れそうで触れない絶妙な距離感を保っており、プレイヤーの想像を大きく刺激する。謎の青年の存在も含め、作品全体に張り巡らされた不可解さが心地よい緊張感を生んでいる。
本作は、ただの恋愛物語ではなく、登場人物それぞれが抱える過去や恐れ、願いが複雑に交差する濃密なドラマだ。10月の発売に向けて、今後どのような新情報が明かされていくのか、そしてこの奇妙で美しいサリーランドの物語がどんな結末へ辿り着くのか。その行く末を見届けたくなる、強い期待を抱かせるPVとなっている。
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