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銀シャリ鰻、相方・橋本から解散を求められて「(橋本は)凄い才能。漫才界の宝」と拒否

(水)

 2018年3月1日にTBSで放送された『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』にて、 お笑いコンビ・銀シャリの鰻和弘に対する解散ドッキリが行われた。 相方・橋本直と女優・小松菜奈の二人が恋人という設定で、鰻に結婚してお笑いから引退する旨を 告げるという内容。

 鰻は小松に引退をどう思ってるのかを聞いた直後、橋本について「漫才界の宝」だと 相方に対する熱い想いを語っていた。

ドッキリの内容

・ニセ番組のロケで鰻をTBSに呼び出す
・橋本が「彼女ができた」と打ち明ける
・小松と結婚し、お笑いから引退する旨を告げる
・その時、鰻はコンビ解散に「賛成」か「反対」かを検証

ニセ番組のロケで鰻をTBSに呼び出し、待ち時間に二人で雑談

橋本直:別にそのまぁもう37(歳)やし、もう言うのもあれやけど。

鰻和弘:うん。

橋本直:彼女が出来てん最近。

鰻和弘:おー。マジで!?やっとやんか!あ~これは凄いな。

(鰻、嬉しそうに微笑む)

橋本直:まあ最近やけど。

(雑談中に彼女役の小松から橋本に電話が掛かってくる)

(電話中)橋本直:今ね、え~っとねTBS。うん、えっ?マジで?お前TBSなん? えっそうなんや……場所がってことね。えっとね、これ確かね、S121(橋本のいる部屋)って書いてるわ。

(これから彼女がこの部屋にやって来ると鰻に伝える)

鰻和弘:いや、これは凄いぞ!橋本、中々……。

橋本直:そうそうそう、ずっとな。

鰻和弘:おう、なぁ。

(相方の彼女に会えることが嬉しいのか、テンションが上がる鰻)

橋本の彼女役・小松菜奈が登場!もしも相方の彼女が超一流女優だと知ったら鰻はどんな反応をするのか?

(ノックをして部屋に小松菜奈が入ってくる)

小松菜奈:失礼します。こんにちは。

鰻和弘:……おはようございます。まっす……。あれ?

小松菜奈:すみません、初めまして。

鰻和弘:始めまして、銀シャリの鰻と申します。

小松菜奈:小松菜奈です。

鰻和弘:はい……おはようございまっす。

小松菜奈:鰻さ~ん、私、会いたかったですぅ。可愛い。

鰻和弘:ありがとうございます。すみません。あれ?今日ロケでした?

(鰻、小松が橋本の彼女とは思わずロケの共演者と勘違い)

小松菜奈:え?直くん言ってないの?ねぇねぇねぇねぇ!言ってないの?

(小松、橋本の元へ駆け寄って腕にくっつく)

鰻和弘:ちょ……えっ?えっ?えっ?何?何?何?

小松菜奈:なんで言ってないの、ちょっと~。

鰻和弘:……何?

橋本直:ごめん(笑)

(急な展開に戸惑う鰻。そして三人が着席)

鰻和弘:お前!お前、マジか!

橋本直:菜奈ちゃんが彼女やねん。

小松菜奈:です!

鰻和弘:いや~ちゃうちゃうちゃうちゃう!だってこのアングル、自分らでは見られないでしょ?

小松菜奈:どういう事ですか?

鰻和弘:いやいやこのツーショット。いやおかしいよ!だいぶおかしいよ!

小松菜奈:あっでも私からなんです。

鰻和弘:えっ?小松さんから?

小松菜奈:元々ファンなんです。

橋本直:そうやねん、まずそこが。

小松菜奈:そうそう、そうなんです。それでテレビ局に取材とかで来てて、 その時にトイレに行ってる時に、本当たまたま……あの、直くんと。

鰻和弘:えっ?マジで言うてんの?

小松菜奈:運命だったんです。

(小松、橋本に身を寄せてくっつく)

橋本直:(笑)

鰻和弘:やめてくれ。離れろ、もう。離れろ。

橋本直:俺もう死んでもええ。死んでもええ!

(打ち合わせになかった展開に心から嬉しそうな橋本)

鰻和弘:何かイヤやなあ。

橋本直:家ではここ(膝)に座ってるけど、もう今日は恥ずかしいから。

小松菜奈:じゃあ今やる?

(橋本の膝に座る小松)

鰻和弘:あかん、あかん、ほんまやめとけってもう~!何してんねん。

(小松、席に戻る)

鰻和弘:いや、これは凄いぞ。大ニュースですよ、こんなん。

小松菜奈:大ニュースかな?

鰻和弘:えっ東京やな!

橋本直:東京やで!俺もう死んでもええ!

鰻和弘:何やねん橋本~。あかん、ちょっと嫉妬やなコレ。

小松菜奈:ツッコミがもうホント最高なんですよね。ん~例えばね、家とかで……望遠鏡!

橋本直:いや遠くで見るな!近くで見て!

小松菜奈:ふっふふふ、あっはははは(笑)

ラブラブカップルぶりを見せつけたところで、ここからいよいよ二人が結婚と銀シャリ解散を切り出す

小松菜奈:あの事言おう。言って言って。

橋本直:実は……。

鰻和弘:うん。

橋本直:結婚すんねん。

鰻和弘:えっ?……えっ?

小松菜奈:そうなんです、ふふふ。

鰻和弘:それはまぁ嬉しいけど……。

小松菜奈:嬉しいと思ってます?

鰻和弘:いやっいやっ。そりゃまぁいやまぁ「悔しい」ですね。だからその……。

橋本直:悔しいって何?

鰻和弘:悔しいよ!いや(自分は)結婚してるからもう。

(鰻、嫉妬してる様子)

鰻和弘:大金星やで!本当、釣り上げたなぁ。いや、これは素晴らしい。

小松菜奈:えっ?直くん、あの事、言わなくていいの?言った方がいいんじゃない?今。

鰻和弘:何?

橋本直:……。

小松菜奈:頑張って。

橋本直:もう芸人を……辞めようかなと。

鰻和弘:えっ?……何で?

(明らかに表情が変化する鰻)

橋本直:俺が家庭で、(小松は)まだまだ若いからバリバリ働いて、俺が支えようかなっていう。

鰻和弘:いやいやいや!それは……もったいないんちゃうか?だって橋本、頑張ってきて「M-1」も獲ったわけやんか。

橋本直:「M-1」獲りたくて頑張ってきたやんか。

鰻和弘:頑張ってきた。

橋本直:その目標達成したやんか。だから銀シャリをもう解散したい。で辞める。

鰻和弘:いやいや、それは待ってくれ。それは……待って。橋本……それはな、もったいないぞ! お前、あの~別にあれやで。「M-1」がまぁゴールにしてたよ、正直言うと。そのまたこっからまた自由な漫才があるやん。

橋本直:目標は達成したやん。

鰻和弘:(橋本は漫才が)めっちゃ好きやん!めっちゃ漫才好きやん!

橋本直:達成したやん。ほんでもう……もう十分達成したし、嬉しかったよ。

鰻和弘:今からやんか。

小松菜奈:私居ると話しづらい事もあると思うから……ちょっ、ちょっと出てようかな。

橋本直:ごめんね。

(小松が退室し、橋本と鰻の二人きりに)

ここで二人きりにし、鰻のさらなる本音を探る

橋本直:前々から考えててん。

鰻和弘:マジか?マジで言うてんの?

橋本直:だから結婚するから辞めたいねん。良かったよ、鰻と組んで。

鰻和弘:いや~だってだって~。

橋本直:優勝だって出来ると思ってた俺ら?

鰻和弘:いやそりゃ、ん、そりゃ~めっちゃ嬉しかったよ。で、それででも去年に東京出て来た訳やんか。 ほんでまだ1年……今からやんか。

橋本直:それはホンマに申し訳ない。

鰻和弘:自分らのこのペースで。

橋本直:出て来た時はもう本当そのつもりでいたけど、それはホンマに申し訳ない。 お前がアカンとかの解散じゃないから。

鰻和弘:分かんねんで。だからその……めっちゃ(お笑いが)好きやからこそ俺は引かれへんと思って心配してん。 絶対やりたくなってくると思う……テレビ観てたら。

橋本直:やりたく……そこも自分で考えたよ。一番自分で考えたよ。

鰻和弘:二刀流でええやんか?「専業主夫」と「お笑い芸人」。

橋本直:そういうのもイヤやねん。菜奈ちゃんの旦那さんとして出んのが嫌やねん。そういうので。 漫才師の銀シャリ橋本はもうここで終わりや。

鰻和弘:またやりたくなってくんで結局。またお笑いしたいってなってくんで。 そうなった時に、もう帰って来られへんようになんで?

二人の話は平行線のまま、ここで小松が戻って来る。すると鰻が小松を問いただす

小松菜奈:でもなんかこう私のせいで、こうやって揉めちゃって。

鰻和弘:あ~いえいえいえ。えっ?小松さん的にはどうなんすか? その……そういう橋本、観たくないんですか?漫才とかテレビ出てる橋本は観たくないですか?もう。

小松菜奈:でも本人の気持ちが一番大事だと……。

(すると鰻は普段語ることのない橋本への想いを口にする)

鰻和弘:いやっ!いやいやいやいや、それはもったいないです!(橋本は)凄い才能なんですよ

小松菜奈:それは凄い分かります。

鰻和弘:ツッコミ……バシバシ決まるんですよ。これね、漫才界の宝。宝なんすよ

橋本直:それは嬉しいけど。

鰻和弘:もったいない、もったいない。

橋本直:それは自分一人が不安なのか?

鰻和弘:いや、そんなん(小声)。橋本とやらな俺もう意味ないからな

(橋本への熱い想いを語り続ける鰻)

予想以上に素敵な二人の話になったが、スタッフがお願いし、小松に仕掛けてもらう

小松菜奈:こんなことしたくないんですけど。まぁ……なんか。

(小松が生々しい分厚い封筒を差し出す。その中身はお金ではなく「羊羹(ようかん)」)

鰻和弘:いやいやいやいや、それは、いやそれは。もう、いいですいいです。大丈夫です、大丈夫です。 これは受け取れないです。

(お金だと勘違いして拒否する鰻)

小松菜奈:いやいやいや……。

鰻和弘:こんなんめちゃくちゃ分厚い。いやいやホンマ大丈夫です。 これを受け取ると(解散を)認めてしまうって事になりますもんね。それは本当に……。

小松菜奈:せめて中身だけでも見て下さい。

鰻和弘:これナンボ?

(恐る恐る封筒の中身を確認しようと手を伸ばす鰻)

小松菜奈:ちょっとなんですけど……すみません。

鰻和弘:この分厚みって「M-1」の賞金ぐらいのやつやんか。すげぇ……えっ?

(封筒から「ようかん」が出てくる)

鰻和弘:なんすか?これ。

小松菜奈:せめての気持ちです。

鰻和弘:……ようかん?あっすみません、これやったら頂いときますわ。

解散は拒否したが、ようかんは受け取ったところでネタばらし

(部屋の扉を開けてスタッフが入って来る)

鰻和弘:……ほぉ~。やられたやられたぁ~。

橋本直:(笑)

小松菜奈:モニタリングです!

鰻和弘:でしょうね!でしょうね!でもすんごいですよ、やっぱ女優さんやな~。 怖いわぁ……めちゃくちゃ上手いわ。めっちゃええ感じでしたもん!

小松菜奈:本当ですか?

橋本直:「お笑い界の宝や」みたいな事を言ってたもんな。やめて!あんなん言うの。

鰻和弘:いやっめっちゃ恥ずかしいですわ、これ!……オンエアするんすよね、これ?

小松菜奈:本当に素敵です。

橋本直:一瞬だけでも菜奈さんが彼女になり、そして鰻から愛情を知らされる。僕が一番最高のポジションです

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(執筆/編集:ゲームのお話)